株式会社4℃ホールディングス

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株主・投資家の皆様へ

2021年2月期の総括

2021年2月期(2020年3月1日~2021年2月28日)の連結業績は、売上高394億49百万円(前期比12.3%減)、営業利益27億67百万円(同30.4%減)、経常利益31億95百万円(同25.9%減)、当期純利益16億22百万円(同34.5%減)と減収減益ではありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい経営環境下において、着実に利益を確保することができました。
ジュエリー事業を展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツグループでは、3月下旬から5月末にかけて実施した店舗休業や時間短縮営業に加え、11月以降は新型コロナウイルス感染拡大の第3波の影響もあり、店舗の売上高は前期を下回りました。一方、EC売上高は前期比22.5%増と大きく拡大いたしました。
アパレル事業は、アスティグループにおいて、海外渡航制限が続くなか海外生産拠点の生産管理機能の維持に努めることで、安定的な運営を継続することができました。(株)アージュは、地域のお客様の生活を支える社会インフラとしての役割を果たすなか、生活関連商品の売れ行きが好調に推移いたしました。その結果、新店、既存店ともに好調に推移し、「パレット」は念願であった売上高100億円を突破し、営業利益ともに過去最高を更新いたしました。

株主の皆様への利益還元について

当社グループは株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識し、安定的・継続的な配当を基本としつつ、機動的な自己株式の取得等により利益還元の水準向上を目指しております。連続増配へのこだわりを堅持するなか、2021年2月期は1円増配となる年間配当81円とさせていただくことで、10期連続の増配を達成いたしました。配当性向は108%となりますが、これは大規模な店舗休業や時間短縮営業の実施による一時的な当期純利益の減少に伴うものであり、あくまで一過性であると認識しております。また、2021年2月期は3期連続となる自己株式の取得も実施いたしました。
2022年2月期は中間・期末ともに41.5円、年間では2円増配の83円を予定しており、11期連続増配を目指してまいります。

第6次中期経営計画がスタート

コロナ禍により大きなダメージを受けた企業にとって、新常態下での成長戦略を描くために第二の柱となる事業を作ることが急務となっております。当社グループでは、主力のジュエリー事業が大きな影響を受けましたが、幸いにして「パレット」においては、新常態への移行が事業環境にプラスに作用しました。バランスの取れた事業ポートフォリオの確立が経営の安定性にとって非常に重要であると信念をもって取り組んできたことが、この大きな事業環境の変化のなか成果となって現れました。
第6次中期経営計画では、「パレット」の成長による第二の柱の確立により、更に強固な事業ポートフォリオを構築してまいります。中核であるジュエリー事業は、「4℃」ブランド の価値向上に向けた投資を実施するとともに、収益性の維持、改善に努めることで今後もグループの利益成長を牽引する高収益企業へと体質強化を図ってまいります。アパレル事業では、年間10店舗を基調に「パレット」の新規出店の継続が可能であると見込んでおり、グループのトップラインの成長を牽引する事業として育ててまいります。また、キャッシュフローの有効活用により、今後も財務基盤の安定性の強化に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申 しあげます。

左:代表取締役会長・CEO 木村祭氏
右:代表取締役社長・COO 増田英紀